CADを使う求人に応募したいと思う時、求人情報を細かく見ておきます。設計ソフトは様々な種類があり、それぞれの会社で異なります。どのソフトを使ったことがあるのか、実務を重視する会社もあります。汎用ソフトを使う仕事が中心の場合、ソフトを上手に使いこなせる資格を重視する会社もあります。
CADの資格は様々な種類がありますが、取得するなら設計だけではなく、トレース技術の向上、特定の専門分野の専門知識を増やしていくことができます。検定は年ごとに見直されているものもあり、取得できる資格も変化します。国家認定を受けることができるものもあります。
一般的なソフトの使用法、設計に必要な機能を勉強できる、基本的な検定があります。2級を目指し、合格すると準1級や1級の受験資格が与えられます。書店などに公開されている資格の一覧表、専門書のコーナーを見てみると、現在の資格について詳細が分かります。
実務経験も役立つ
CADを使う会社で利用しているソフトや、アプリケーションは異なります。汎用ソフトをはじめ色々なソフトに触れて、使いなれておくことも、資格取得と同じくらい大切です。資格を取得するにしても、実務経験が何年か必要なものもあります。
職場で実際に使いながら、機能や使いやすい方法を覚えていく、という人も多いです。設計専門の会社なら、大勢のオペレーターがいる中で、自分もソフトを使って仕事をしていくことになります。先輩のオペレーターから、ソフトの使い方、基本的なトレースの仕方を学ぶことができるので、実務の中で設計に必要不可欠な技術を学ぶことが可能です。
その他の学び方
CADを使う仕事をしてみたいものの、実務経験がないので、少し不安を感じる人もいます。書店などで、汎用ソフトについての解説本を購入し、家で独学で学ぶことも可能です。しかしCADのソフトは最低でも数万円しますし、パソコンもある程度の機能が必要です。
短期で通うことができる専門学校に通って、勉強する人もいます。自分の家の近くに学校があり、時間もうまく合うようなら学校で集中して学ぶのも、効率が良い方法の一つです。しかし時間が取れなかったり、学校で使っているソフトと求人を募集している会社のソフトが違う、ということもあります。
全国展開している専門学校では、家でも勉強できる通信講座を開講しているところもあります。ホームページ、電話帳や広告を見て情報を集めてみましょう。