CADの求人に応募したい、と思ったらどの分野のCADを使うのか、ソフトは何かを確認します。初めて使うものなら習得するまでに一定の期間がかかることでしょう。ソフトの中には、設計するものの法規に沿った作図ができるよう、設定されたものがあります。専門的知識はソフトが補ってくれることがあります。
ほとんどの場合、オペレーターの仕事は技術職なので、出産や育児を経てブランクがあっても、応募可能です。もちろん実際のソフトは以前使っていたものから改良されていたり、使い方が異なることもあるでしょう。しかし少し使えば、コツやカンを取り戻すことができます。
勤務時間も確認します。子育て中の人も働きやすいように、実働5時間程度の仕事を募集している会社もあれば、正社員を募集している会社もあります。正社員としてCADオペレーターの求人を探しているなら、どんな福利厚生があるのか、交通費の支給があるかどうかもチェックしておきます。さらに土日の勤務や残業の程度についてなど、自分が気になることを確認します。
引き続き勉強を続ける
どの職種もそうですが、CADオペレーターも仕事を続けていくうえで、キャリアアップが必要です。ソフトは常にアップデートされていますし、設計に関わる法律、周りの状況は変化しているからです。
設計専門の会社なら、社内での勉強会、ソフト講習会などが開かれていることもあるでしょう。講習に積極的に参加し、新しいソフトの使い方や機能を使いこなせるように努力します。社外での勉強会に参加できるなら、情報を取り入れる機会がより広がります。
CADの検定を主催しているところが開催する、実技試験や検定を利用することもできます。不定期に開かれていて、現在CADを使っている人を対象に、様々な試験を行っています。試験を受ける、という目標があれば、仕事が終わってからキャリアアップのために勉強しよう、という意欲がわいてきます。
色々なルートで求人を探す
CADオペレーターは専門職なので、すぐに求人を目にすることは少ない傾向の時期もあります。日ごろから、情報を探すことが必要になります。
地域にあるハローワークで、専門職のコーナーを見ておくことができます。自分の地域で派遣会社などに登録しておくことも良い方法です。今、別の仕事をしていて、時間がないということもあります。ホームページでも求人情報が公開されているので、いくつかの会社に登録して、ヒットするものをチェックすることができます。